島唄、シマ唄
奄美諸島で歌われる民謡である。三味線(蛇皮線)の伴奏とともに歌われることが多い。
元来は、奄美諸島の住民により、同諸島で歌われる民謡を指して用いられていた。近年、用語が沖縄や日本全国に広まるにつれて、本来の用法から離れて、奄美諸島の民謡と琉球民謡との総称として、あるいは、琉球民謡の別名としても使用されるようになってきている。本項では、奄美諸島の民謡としての島唄について説明する。
奄美諸島の方言である奄美方言(奄美諸島ではシマグチ、シマユムタ、シマユミタ、シマムニ、シマフトバなどと呼ばれる。)では、シマは自らの郷里を指し、シマ唄とは郷里の民謡を意味する。 「シマ」という言葉は、奄美諸島、個々の島、集落など様々な範囲に対して用いられるが、「シマ」と片仮名表記する場合には集落のことを指すことが多い。そして、奄美大島の高齢者は、出身集落以外の歌は「シマウタ」とは呼ばないとの報告もある。実際、奄美諸島や沖縄県では集落ごとにそのオリジナルの民謡を持っていることが多く、また多くの市町村に広まっている歌であっても、集落ごとに異なった歌詞のバリエーションを持っていることがある。現在も、専業または兼業で島唄を生業とする者は多く、奄美民謡大賞などの賞も存在する。同賞の受賞者で、後に全国デビューした歌手には、元ちとせや中孝介などがいる。
近年、奄美諸島の民謡と琉球民謡との総称として、あるいは、琉球民謡のみを指して、さらには、琉球民謡の影響を受けた歌までを、「島唄」と呼ぶ例が増えている。「島唄」という呼称は1970年代に、琉球放送のラジオ番組などを通じて沖縄に導入された。また、1990年代には全国的に広まったが、これは、山梨県出身であるが沖縄県のイメージが強いTHE BOOMの「島唄」のヒットの影響であるとも言われる。このように民謡の呼び方と唄われる地域との対応関係が不明確になったことに対して、奄美諸島と沖縄県の双方から問題視する声がある。[
グイン(裏声を多用し、こぶしを効かせたファルセットの一種)といわれる独特の歌唱法や、音域が非常に広いなどの特徴を持っている。徳之島以北は本土と同じ五音音階の陽音階(律音階。ヨナ抜き音階参照)で、日本民謡の南限という側面を持つ一方で、沖永良部島以南では琉球音階が用いられ、琉歌の北限という側面も持っており、琉球民謡の一翼を担う。詩形は双方とも八・八・八・六(サンパチロク)となることが多く、琉歌に属する(日本民謡は七・七・七・五)。ちなみに、用いる楽器は三味線と呼ばれており、沖縄の三線ではない。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
この前友達が生で歌ってくれました。なんだかとても感動しました。
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